バイアグラ」カテゴリーアーカイブ

バイアグラ・ED治療薬ガイド

個人輸入代行サイト元気販売のホームページは、こちら↓

https://genkihanbai.info/

ED治療薬のバイアグラ・シアリス・レビトラ・ジェネリック等の通販サイト

海外の医薬品をご自宅までお届けいたします。
ダイエット薬・筋肉増強剤・ED治療薬・育毛剤などの個人輸入は、元気販売におまかせ下さい。

バイアグラの解説

世界にはすぐれた新薬がたくさんある。なかでもアメリカには、新鮮で興味深い新薬が多い。FDA(米国食品医薬品局)という、新薬の許可や食品の安全管理を行なっている政府機関が大活躍をしていることは、最近では日本でも広く知られることとなった。最近では、インポテンツED治療薬の(バイアグラ)がアメリカで認可され、日本でも大きな話題となっている。アメリカの有力雑誌「TIME」でも(バイアグラ)の特集が組ま れているようだ。ところが実は、(バイアグラ)と同様、アメリカには日本でほとんど知られていない画期的な新薬が多数存在している。その一例が、(メリディア)という抗肥満薬、簡単にいえば痩せ薬である。また、難病の治療薬もある。きっと日本で難病で苦しんでいる患者さんが知れば、ツアーを組んででも行きたいと思うような薬もある。(プロザック)や(プロペシア)は日本でもずいぶん取り上げられたが、他にもすぐれた薬はたくさんあるのである。しかし、これらの新薬について、日本語で書かれた正しい情報は多くない。インターネット時代の今日、英語さえできれば、私たちは次々と新しい治療法の情報を入手できるようになった。そして、FDAは自らの努力で、医薬品、医療機器の認可までのプロセスを早めており、今後、更に多くの新薬が登場する予定である。実際に、医薬品の審査に要する期間は、国民のニーズに答え、このところ大幅に短縮されている。そうした背景のなかで、今日、アメリカではこれまでなかった種類の治療薬が認可ラッシュとなっている。先に触れたインポテンツ治療薬「バイアグラ」、ダイエット薬「メリディア」を始め、禿頭症治療の飲み薬「プロペシア」、事後に使用する経口避妊薬「モーニングアフターピル」、精神病に対する「クロザピソ」「オラソザピソ」などが次々に認可された。日本では、新薬の認可のシステムでは遅れていて、欧米で広く使われ安全性と有効性が確認された薬でも、日本で使えるようになるまで七~一〇年かかってしまう。このシステムが続く限り、日本は世界の中でも「よい薬が最も遅れて国民のもとに届く」という薬品の後進国にとどまるほかない。今のままでは前述の優れた薬が日本で自由に使えるようになるのは、ニー世紀のことだろう。気づいた時には、FDAははるかかなたを走っていて、もう追いつかないということにもなりかねない。ただし、日本でも、個人輸入をしている医師などから、これらの薬を処方してもらえる。また、法的には、患者さん自身が個人輸入して使用できることはあまり知られていない。外国で認可された新薬の多くは、合法的に使用可能なのだ。そうした意味では新薬の恩恵を受けることはできるのである。もちろん個人輸入で使用する場合は、薬を使った結果の責任は患者本人が負わなければ ならない。そのためにも、新薬についてのできるだけ詳しい正確な情報を、より早く入手したいところだ。そもそも日本のほとんどの患者は、医師から薬の情報を与えられていなかった。日本の医療はまだ医者の権威主義の下にいて、患者と医者が対等に話し合うという風土がなかったのである。しかし、もちろんこれからそうした薬を利用しようとすれば、より豊富な知識を患者自身が用意して、医者と話し合う必要が出てくる。このブログは、そうした大きな関心を集める新しい薬についての情報ニーズに応えるために、まとめたものである。画期的な治療薬が次々に登場する時代にあって、一人でも多くの人がその恩恵に与かり、あるいはそこに潜んでいる副作用などの危険を避けるために、このブログがお役に立てばさいわいである。

バイアグラ使用説明書

バイアグラの成分

3.5mg シルデナフィルクエン酸

バイアグラの効果

勃起機能不全
バイアグラは、精神的あるいは糖尿病、ケガによる男性の勃起機能不全に使用する、唯一の経口治療薬である。
基本的に男性が使用するもので、新生児、子供、女性に対する使用は対象とされて
いない。また、妊婦の使用も適切ではない。

バイアグラの用法・用量

経口により、成人のみ使用。
バイアグラには5㎎、50㎎、100㎎の三種類の錠剤がある。一般的には、性的活動のおよそ一時間前に、50㎎の錠剤を1錠服用する。服用する時間は、必要に応じて、性的活動の三十分から一時間前ならいつでもよい。服用の頻度は、基本的には一日一回とし、毎日服用することも可能ではあるが、できれば二~三日に一錠以上を服用しないことが望ましい。

バイアグラの効果

バイアグラの効果は、性的刺激がある場合にのみあらわれる。効果の持続時間は個人により異なるが、服用後一時間~四時間とされ、服用後二時間を超えると効果は弱まる。

バイアグラの副作用

一、頭痛、顔の浮腫、顔面赤潮、消化不良、鼻の充血、下痢、めまい、尿管感染、視覚異常、発疹など。いずれも軽度で一時的なものであるが、症状があらわれた場合には医師に相談することをすすめる。
二、六五歳以上、肝障害、腎障害を持つ人では、。バイアグラの血中レベルが増加する。

バイアグラと他の薬との併用

一、エリスロマイシン、ケトコナソール、シメチジソなどのバイアグラの代謝に関連するチトクロームP450阻害剤とバイアグラを併用すると、バイアグラの効果も高まるが、ともに副作用の発生率も高まる。
二、トルブタミソ、クルファリソ、SSRI、三環系抗うつ薬、チアガイド、ACE阻害剤、カルシウムチャネルブロッカーと併用しても問題はない。
三、高血圧治療薬の服用の有無は、バイアグラを服用して出現する副作用に関係しない。

バイアグラを服用しないほうが良い場合

バイアグラは、いろいろな形状のNO供与やニトロを使用している患者の服用は禁忌である。ニトロの血圧効果作用を増強することになるからである。

バイアグラの取り扱い上の注意

室温にて保管

バイアグラのジェネリック通販

カマグラ ゴールド (KamagraGold)→ 購入

センフォース (Cenforce)→ 購入

シルダリスト(SILDALIST)→ 購入

マレグラ(Malegra)→ 購入

マレグラ オーラルジェリー→ 購入

アメリカで起こったバイアグラ・フィーバー

「バイアグラはグレートだ」一九九六年の大統領選で候補者だったボブードール元上院議員が、アメリカCNNテレビのトーク番組に出演し、こう証言した。バイアグラは、アメリカで爆発的な人気となっている世界初の飲んでインポテンツを治療できる薬である。ドール氏は、一九九一年に前立腺がんの手術を受けている。前立腺がんは、アメリカの 男性のがん死の第一位となるほど多発しているがんだが、この手術の経験者はインポテンツになることが多い。じつはドール氏は、手術後からバイアグラの臨床試験に参加していたのだという。そして、その効果について、「よく効く薬だと思う。前立腺切除をした人には、それほど効果はないかもしれないが、全国に何百万人といるインポテンツに苦しむ男たちにとっては、救いの第一ステップだ」と太鼓判を押したのである。また、「バイアグラのような薬の研究をさらに進めるべきだ」と強調した。バイアグラは九八年四月半ばの発売認可を受けて以来、爆発的な人気を呼び、アメリカの主要メディアが大々的に報道している。テレビ、ラジオはもとより、高級紙や硬派週刊誌も大きく取り上げている。アメリカでは、購入に医師の処方箋が必要だが、性機能に異常のない男性が処方箋を求めて泌尿器科に殺到し、「タイタニック号を上映している映画館と、バイアグラを売っている薬局には列ができる」という現象が生まれた。「女性の性的不感症にも効果がある」とのうわさが流れ、服用する女性も増えている。ア イオワ州にある泌尿器科病院の電話交換機は、問い合わせが殺到したためにパンクしてしまった。オンラインショッピングの人気商品にもなっていて、一週間で一万錠を売った会社もあった。同年四月中の一週間だけで発行されたバイアグラの処方箋は一二万枚で、この調子が続けば、年間六~一〇億ドルの売上げが見込まれる。もちろん記録的な売上げとなっており、「史上最大のベストセラー薬になる」との予測もある。発売元のファイザー社の株価は急上昇し、ドール氏をして「早めに買っておくべきだった」と悔しがらせたほどである。「ニューヨークーデーリーニューズ」紙は、法王ヨハネ・パウロ二世もバイアグラにお墨つきを与えていると伝えている。もっともこれは、バチカンの厚生当局者の非公式見解にすぎず、法王とは無関係だった。ヨーロッパやアジア地区でも今後、販売される見通しという。日本でもすでに、アメリカヘバイアグラの購入ツアーを計画している旅行業者もある。

インポには器質性と心因性がある、しかし多くは混合性

アメリカでは、推定で一八〇〇万人から二〇〇〇万人の男性がインポテンツを患っている。大部分はED治療できるものだというが、治療を受けているのはこのうち、わずか五%にすぎない。インポテンツは結婚生活を破綻させる原因になっており、男性にとっては深刻な問題だ。これまでは注射、陰茎内移植、血管拡張手術、吸引デバイスなどの治療法があったが、痛さもわずらわしさもなく悩みを克服できる経口勃起薬の登場はまさに福音ともいえる。一方、日本のインポ人口は推定三〇〇万人。本人がインポであることに気づかない″隠れインポ″の人を含めると、成人男性の三人に一人ともいわれる。もちろん日本人の関心もきわめて高く、バイアグラの登場以来、新聞、雑誌、テレビなどでホットな報道が続いている。今日ではアメリカの医学者の多くは、「五〇歳以上の男性で勃起不能が長く続くケースの九〇%は、器質的要因によるもの」と信じている。なぜなら、勃起は主として血管で起こる出来事であるからだ。インポテンツは、ペニスの機能に問題があって起こる「器質性」のものと、精神的な問題で起こる「心因性」のものがある。アメリカの医師は二〇年前まではインポテンツは精 神的なもの、または高齢者の場合は、普通の老化の過程によるものと見る傾向があったが、今日ではこのような考えはしなくなった。器質性のインポテンツとしては、交通事故などで脊髄が障害されたような下半身麻痺とか、勃起神経が切断される外傷、前立腺がんのように前立腺を摘出した場合、高齢で糖尿病や動脈硬化などの病気から、血管が塞がれて勃起に必要な血液が行かなくなっている場合、あるいは脳腫瘍を摘出したため勃起障害を起こすプロラクチンという物質を産生するといった場合がある。三五歳くらいから五〇歳くらいの中年層に現れるインポテンツは、高血圧、糖尿病、心臓病、肝臓病、胃腸病といった成人病が肉体的要因になることが多い。成人病は「ライフスタイル病」ともいわれており、こうした病気を導くような生活習慣を続ける限り、インポテンツは進行する。肥満が原因とする説や肝臓のホルモン代謝が悪くなるという説もある。実際、統計上、太っている人のほうが勃起障害が強く出ることがわかっている。ただし、大半のインポテンツは、このように器質的な機能が弱くなったところで、自信もなくなるという心因が重なった「混合性」といえる。一方では、薬の副作用のためにインポテンツに陥る「薬物性インポテンツ」というものもある。たとえば、高血圧の人に処方される血圧降下薬のレセルピンや、消化性潰瘍薬のシメチヂソという薬などは、インポテンツを招くことがある。つまり、成人病は、その治療のために使われる薬も、インポテンツの原因になりうるわけだ。また、タバコは明らかにマイナスの因子になることがわかっているし、アルコールも気分をリラックスさせる程度ならいいが、泥酔はインポテンツを招く。一方、心因性のインポテンツには、回避型人格障害のようなものも含まれる。セックスは何といってもコミュニケーションの一つだから、面倒臭い人間関係を避けたがるような人にはセックスはできない。あるいは逆に、常に「満足してもらえているだろうか」と、相手のことを考えすぎるような場合も駄目になる。セックスはある程度、自己本位になることが必要なのである。健康な男性は、夜中知らないうちに二回、三回と勃起しているし、朝目が覚めたとき、いわゆる「朝立ち」がある。その人のインポテンツが器質性か心因性かを判断するには、そうした反応を観察すればいい。眠っている間に勃起したかどうかを調べるために、ペニスにベルトを巻いておいて、その広がり具合から判断するゲージが使われている。性の中枢のある間脳は、食欲や自律神経にも関わっている。いってみれば、セックスを営むことができることこそ、体の健康状態を示す。バロメーターであり、逆にインポテンツが治れば、健康を回復できる面がある。また、うつ病の人はインポテンツになりやすいというデータがあるが、逆にイソポテンツが治ってうつ病が治った例もある。

これまでの勃起治療法はどれも一長一短

これまでにも、さまざまなインポテソツ治療法が開発されてきた。確かにめざましい効果をあげることができるものも少なくないが、どれも大きな問題点を伴っていた。そこで、これまでの治療法を考えてみよう。

注射法
注射法は、血管拡張剤をペニスにじかに射つ方法だ。日本で利用している人も多い。ペニスの中には、海綿状の柱が二本走っている。勃起はその中に血液が十分入っていって、流れ出るほうの静脈の血流が少なくなって貯まることによって起こる。血管拡張剤は、塩酸パパベリンやPGIという薬剤で、本来は心臓病の治療や脳梗塞の改善に用いるものである。つまり、血管を広げて勃起を誘発するものである。たとえば飛行機が飛ぶ時のようなもので、エンジンをふかして高度を上げる時にはエネルギーがいるけれど、いったん水平飛行に入ればあまりエネルギーを使わなくても高度を維持できるというわけである。もちろん勃起してインサートすれば快感は得られるし、射精が終われば勃起は消える。多くの場合、その効果は絶大である。この注射を使っている病院では、インポテンツの患者の八~九割まで、治療効果があるという。注射後ペニスの根元付近をマッサージすると、力なくうなだれていたペニスがムクムクと膨れ上がる。注射から五分後には、りっぱに勃起する。患者にとっては、必ずしも性欲を感じていなくても、機械的に勃起させられる感じなのである。勃起持続時間は、薬剤の量によって調節できるが、だいたい注射後、三〇分から一時間 くらいとされる。したがって、これを利用する患者は、あらかじめパートナーをホテルにでも待たせて病院を訪れ、注射後の勃起状態を維持したまま、ホテルへ直行するといった方法をとらなければならない。セックスはなんといってもムードが大切だから、途中で道具を使ったりしなければならないとなると、シラケてしまうことになりかねない。この点、前もって注射を受けて勃起させておけば、スムーズに一〇〇%確実にことを運ぶことができる。反面、お互いにだんだん盛り上がっていくという感じではなく、男性の体だけが最初から勝手に高まっているということになる。もちろん医師からペニスに注射をしてもらい、その目の前で勃起してしまうとなると、ほとんどの患者は、「そんなこと照れくさくて…」と尻ごみしてしまうのではないだろうか。それに、敏感なペニスを針で剌すというのは、患者にとって大きな恐怖だろう。実際、チクリと鋭い痛みがペニスに走るらしい。わざわざパートナーを伴って病院まで出かけ、その足でホテルへということになると、「なにもそこまでやらなくても」ということになってしまうかもしれない。欧米などでは、血管拡張剤の注射キットが市販されており、自分で注射している例も多い。日本では、厚生省が、自己注射が麻薬と結びつきやすいことや衛生管理が難しいという事情から規制している。病院で注射を受けることが原則である。もっとも医療機関によっては、患者の事情や注射器の管理能力を判定したうえで、自己注射キットを処方しているところもある。これなら、パートナーの都合に合わせて注射を受けに病院へ行くという面倒なこともなくなる。ただし、陰茎に一度ばい菌が入って障害が起こると非常に治りにくい。そこで、多くの医師は、医療機関で注射を受けることを薦めている。しかし、いちいち病院ヘパートナーと出かけなければならないとなると、多くの人は尻ごみするだろうし、最初は治療を受けてもそのうち、続かなくなるだろう。また、多くの場合、ペニスにアザのような注射痰が残ってしまうのもこの方法の難点だ。さらに敏感なペニスに強烈な痛みをともなうことも問題になる。

吸引式勃起補助具
スポーツ新聞や週刊誌などで、よくポンプ式の勃起補助具の広告を見る。まるでおもち やの広告のように感じられ、たとえインポテンツの悩みを持っていても、「本当にそんなものが効くのかな」と疑問を持つ人も少なくないだろう。じつはこの器具はけっして馬鹿にしたものではないのである。この器具は、一九一七年にアメリカで開発されたもので、インポ治療器具としての歴史は古い。日本では、すでに約一五万人が使っているという。従来のアメリカ製のものは、大型で操作性が悪かったが、最近、小型で使いやすい日本製ができて、ますます見直されるようになった。吸引式勃起補助具の利用法はきわめて簡単である。ペニスを大きな注射器のような姿のガラス筒に入れて、ポンプで吸引して、中を真空にして外から引っ張って大きくさせるのである。装着部分はゴムの輪になっていて、ここから空気が漏れない仕組みになっている。ポンプでシュッシュと空気を抜いていくたびに、ペニスはうっ血して真っ赤になり、怒り狂っているように見える。動脈から血液が引っ張られて、海綿状の柱が血液で満たされる反面、根元を押さえられているので、血液が静脈から戻っていかず勃起していく。この場合、最初は本人の性的な盛り上がりとは関係なくペニスは膨張する。血管が動脈硬化などで狭くなり、血液の供給が悪いために勃起能力が衰えている人は、 この方法で強制的に勃起させることにより、血管が開いてくる場合がある。すなわち、器質的な要因のインポテンツを治療できる可能性もあるというわけだ。さらに吸引式勃起補助具は、精神的なリハビリ効果もある。ガラスだから、自分のペニスが大きくなるのを見ることができ、その見た目の猛々しさにさらに本人が興奮するわけである。男性は自分の勃起したペニスを見ることにより、自信を持つことができるからだ。前述したように、インポテンツの患者のうち八割以上は、心因性と器質性の混合型である。動脈が完全に閉塞しているならともかく、狭くなっている程度なら、これを回復できる可能性もあるし、心理的に自信を持たせることもできる。すなわち、吸引式勃起補助具で、かなり多くのインポテンツは治療できるということになる。

飲み薬
バイアグラが登場するまで、勃起のためだけに専門に開発された薬というものはなかった。しかし、インポテンツの治療に飲み薬が使われることはよくある。ビタミン剤、ホルモン剤、血管拡張剤、漢方薬など、症状によってさまざまな薬が処方される。たとえば飲み薬の血管拡張剤は、本来は閉塞性の動脈硬化症などに用いる薬である。従って、注射剤のように、ペニスの動脈だけを拡張するわけではなく、全身の血管に影響を与えることになってしまう。そこで、たとえば七、八割は自力で勃起するが、あと二、三割を補強したいという場合には、こうした飲み薬が適応になることが多い。だいたい飲んでから一、二時間で効果が現れるという。漢方薬には滋養強壮をうたったものが数多くある。多くは血管拡張剤と同じように、血流の増大を促す効果があるようである。しかし、強精剤は注意が必要だ。特に男性ホルモンが入っている強精剤は副作用が恐い。たとえば完全な勃起不能というわけではないのに、精力減退を理由にこうした薬を利用していると、体がそれに依存してしまい、その結果、本物のインポテンツになることがあるからだ。つまり、体内の男性ホルモンのレベルはいつも同じくらいに保たれるもので、それまでは自分の体で男性ホルモンを作っていたのに、強精剤によって急に外部から男性ホルモンが供給されると、体は自分では作る必要がないから生産を中止してしまう。すると、男性ホルモンの服用をやめても、そのサボリ癖が治らず、その結果、男性ホルモンが欠乏して、インポに陥ることがある。こうした場合は、栄養剤を補給して本来の力をよみがえらせる ことが必要になる。アメリカで九六年夏、「若返りと老化防止に深い関係を持つ夢のホルモン」として話題を呼んだDHEAが、「栄養剤」として市販が認められた。DHEAは、TV、雑誌、本などで次々と紹介されて以来、少しでもその恩恵を受けようと一般の人が殺到している。DHEAというのは、主に副腎皮質で分泌されるデヒドロエピアンドロステロンというホルモンの頭文字を取ったもの。人間の体内に一番多いステロイドホルモンで、副腎で分泌されたDHEAの大部分はDHEA硫酸塩(DHEAS)として安定される。DHEASは、他の多くの重要なホルモンに変えられ、代謝されるが、特にテストステロン(男性ホルモンの一種)とエストロゲン(発情ホルモン物質)の前駆物質となる。DHEAに関する本の著者、スティーブソーチャーニスキ博士は「人間は一二〇歳まで生きるようにつくられており、DHEAはこうした本来の長寿プログラムに欠けているものを与え、早期の死の原因となる病気にかからないようにする」としている。世界的に有名な内分泌学者である、カリフォルニア大学サンディエゴ校のサミュエルーイェソ博士は、DHEAは、ヒト成長ホルモンの重要な調停器であるIGF-1(細胞の 成長と分裂を刺激するホルモン)の量を増やすことを発見した。同博士の研究によると、被験者は中高年で、DHEAの摂取で免疫機能が活発になり、健康で幸福な気持ちになり、元気が出て、気分がよくなり、緊張に対処できる能力が増したという。人間の体内にあるDHEAの量は、二〇歳から二五歳でピークに達し、それ以降は毎年二%ずつ減少、四〇歳までには二〇歳の時の半分の量になる。年齢とともに体力が減退するだけでなく、記憶力も低下、なかには気分が沈み、うつ状態になっていく人がいるのは、このDHEAの減少と深い関係があることがわかった。体内に摂取されたDHEA剤は、男女ともテストステロン、エストロゲンに変わることから、リビドー(原始的衝動から誘発されるあらゆる本能的エネルギーと欲望)を高めることで知られている。DHEA剤を飲んだ多くの人が「性的能力が回復した」「セックスヘの関心が蘇った」「元気が出た」「体力がついた」「健康・幸福感」などと証言している。サミュエルーイェン博士によると、男性の体内で測定された一七種のホルモン中、インポテンツと直接一貫した関係をもつ唯一のホルモソがDHEAだったという。すなわち、DHEAの量が減ると、インポテンツも増えるというのだ。逆にいえば、DHEAはインポテンツの有力な治療薬の候補にあげることができるというわけだ。直接、男性ホルモンを投与するのではなく、間接的に男性ホルモソ値を高めるという機能なので、男性ホルモン配合の強壮剤のように依存体質にはなりにくいかもしれない。

手術法
インポテンツの治療には、手術による方法もある。たとえば動脈に問題があれば、他の動脈をバイパスしてペニスの根元につないだり、逆に静脈をしばって血液の戻りを悪くして治す。一方、ペニスの中を走る海綿体に、シリコンの副木を入れて勃起している状態にする方法もある。正しくは、白膜内副木法と呼び、ペニスの白膜(海綿体)内にシリコンの副木を挿入して硬直させる方法だ。技術の向上により、あまり異物感もなく、邪魔にならないという。施術は局所麻酔を用い、個人差はあるが約三〇分ほどで終わる。保険外診療だから、費用は五〇万円前後になる。ただし、一般に泌尿科の医師は、事故で機能を失ったような場合以外は、こうした手術による方法は「お薦めできない」という。手術はペニスに永久的な傷を残し、時に男性器を変形させたりする。特にシリコン棒を入れる方法は、海綿体を完全に破壊し、人によっては感染や痛みを生じることもあるらしい。また、肛門近くの手術は、勃起をもたらす神経を損傷させ、かえってインポテンツを招くおそれもある。

心理療法
肝臓や腎臓などの内臓、ホルモン分泌にも異常はなく、睾丸の機能も問題がないというインポテンツは、心因的なインポテンツと考えられる。精神科の中にはこうしたインポテンツをカウンセリングで治すことを試みている医師もいる。たとえば、「ノン・エレクト法」という訓練法がある。それは、勃起させなければならないという″至上命令″があるからインポテンツに陥ることになるので、それを解放するために、医師は本人とパートナーを前にして、「無理に勃起しようと思ってはいけません」と話し、お互いに性器を愛撫し合うなどして、ベニスの感度を高める訓練をさせるのであ る。「勃起させるな」と指令することによって、逆に勃起をもたらす。パラドックスを利用した療法なのだ。じつは、ペニスは完全に勃起していちばん固い状態では、先端の感覚が麻痺してしまうので、感度は鈍ってしまう。むしろ、半勃起の状態のほうが敏感なのである。そこでパートナーに協力してもらい、さわり合うことによって、それを感じ取る練習を行なうわけだ。十分に感じ取ったところで、勃起していようが半勃起であろうが、インサートをはかる。半勃起の状態なら、ここで根元を指で圧迫すれば亀頭部が充血してある程度の固さになる。この状態のまま亀頭を膣口に押し当てて挿入する。しかし、ここでも「勃起させてはいけない」ということを意識し、けっしてピストン運動に移らないようにする。全神経を亀頭部分に集中して、そこで膣内の温かさを楽しむことに専念するのだ。もし「固くなった」と思ったら、一度ペニスを抜去して、勃起が収まるのを待つ。さらに再び半勃起の状態にして、同じように亀頭を再挿入する。また固くなるが、けっしていっきにピストン運動には進まない。ペニスの半分くらいまで挿入して、手を添えながらゆるゆると出し入れするのである。こうして亀頭部で十分に膣の温かさを感じたら、訓練は終了ということになる。もちろん途中で多くの男性は「自分は勃起する能力があるのだ」ということがわかる。訓練がそのまま本物のセックスになってしまえば、大成功ということになるわけだ。勃起は、主に夜休んでいる時に働く副交感神経が支配し、射精は主に昼間の活動時に働く交感神経が支配する。だから、やっきになっている交感神経優位の状態では勃起しない。ゆったりとしてストレスから解放された副交感神経支配の状態が勃起しやすいというわけである。この方法を推奨する医師は、「器質的問題がなければ成功率は八〇%以上」としている。患者の不安が強くて成功しない場合は、抗不安薬などを併せて使うこともある。しかし、この方法は、パートナーの理解と協力がなければ成功しない。

性のイノベーションをもたらす薬
一九九八年三月二七日、FDAはファイザー製薬が開発した。バイアグラを、イソポテンツのための経口薬として認可した。インポテンツの男性のための飲み薬が、正式に認めら れたのは世界で初めてである。そして、四月下旬に発売されると同時に大フィーバーを起こしている。薬の効果は、精神的な原因で起こる勃起不能の場合は八〇%、器質的障害が原因の場合は六〇~七〇%とされる。これまで開発されてきたインポテンツの治療法に比べて、なんといっても手軽に利用でき、自然な性行為ができるというところが大きなポイントだ。バイアグラは糖尿病、脊髄損傷、前立腺手術などで、インポテンツになった人の治療薬とされている。そのため、購入には医師の処方箋が必要だ。しかし、「試しに使ってみたい」という人もかなりの割合でいる。ブルーの色をしたひし形、大きさ1センチほどの錠剤は注目の的になっている。セックスの一時間前に飲めばいいという簡単さから、バイアグラは性の概念を変える可能性も指摘されている。かつて、避妊用ピルの登場が、性のあり方を変えたように、性の大きなイノベーションになるかもしれない。バイアグラのアメリカ国内の卸価格は一錠七ドル。日本に対する販売価格は一錠一四~ニニドルぐらいになる。アメリカでは、比較的高価にもかかわらず売れ行き好調だ。発売初年度の九八年だけでも、売上高三億ドルは固いとされている。日本でもバイアグラの人気が沸騰し、問い合わせが東京・新宿にあるファイザー製薬に殺到している。「日本での発売はいつか」「治験にぜひ参加させてほしい」などの内容だ。ただし、同社では日本での臨床試験(治験)を進めているところだが、新薬審査は通常二年近くかかるため、許可されるとしても、日本での発売は早くても二〇〇〇年以降になりそうだという。バイアグラは厚生省が認可していないから、日本で入手するのは難しい。日本人の医師の処方箋があってもアメリカで買えるわけではない。購入にあたっては、アメリカ人医師の処方箋が必ず必要なのだ。すると、日本人の患者がこの治療を受けようとすれば、まずアメリカ人の医師に診てもらって処方を受けた薬を、日本であらためてもらわなければならないのだからややこしい。けれど、こんな面倒なことをしなくても、一ヵ月分の使用量ならば、アメリカから個人輸入することに法律的な問題はない。つまり、三〇錠までなら、誰でもアメリカから購入できるのである。

平滑筋をゆるめて血液流入を促進
バイアグラの発見は偶然によるものだった。アメリカのファイザー社は一九八〇年代の半ば、心臓病の治療薬として試験を行なっていたが、体内の血液循環への効果が弱いので「もう開発は中止」となった。ところが、薬を多量に与えた被験者が勃起したという報告があった。これがきっかけになって、一転してインポテンツの薬に変わったという。なぜ心臓薬がインポテンツに効くのかを調べると、薬に含まれているシルデナフィルという成分に、勃起を抑える酵素(グアニレートシタラーゼ)をブロックする作用があることがわかった。そもそも勃起は、ぺニスの中にある二本の陰茎海綿体に血液が流れ込むことにより起こる。ところが、ふだんは平滑筋という血管壁を構成する筋肉が緊張しているために、動脈を圧迫していて、血液が流れ込むことはできない。この筋肉を弛緩させると血液が流れて膨れ上がる。これが勃起の原理とされる。平滑筋を弛緩させるのは、性的興奮を覚えると、神経伝達物質の酸化窒素が急激にあふれるように放出され、それがサイクリックGMPと呼ばれる化学物質を放出するからだ。これにより動脈は開いて血液が流れ込み、膨張し、一方では静脈は圧迫されて血液が出ていくのを抑える。こうしてどんどん勃起していくというわけである。ところが体内には、サイクリックGMPを分解するPDE5(ホスホジエステラーゼ)という酵素がある。サイクリヅクGMPが分解されれば、平滑筋は弛緩しないままで動脈を圧迫し続けるために、勃起しない。すなわちインポテンツの大もとはPDE5という酵素にあるわけである。ところが、バイアグラにはこの酵素の働きをブロックする働きがある。すなわち勃起はアクセル→ブレーキ→アクセル→ブレーキといった複雑なメカニズムの上に成立するわけだが、いちばんもとになるブレーキであるPDE5を解放するのが、バイアグラというわけである。

三分の二の患者にED治療効果
世界的な臨床試験で、一九~八七歳の三七〇〇人以上の心因性、糖尿病、怪我などによる勃起不全全般の患者に、バイアグラが投薬された。うち五五〇人の患者は、一年以上治療を続けていた人である。そして、この薬を飲んだ後に性的刺激を得てうまく性交できた人は、六四~七二%に上ったという。一方、薬の効果を確かめるためには、外見では本物と見分けがつかない薬効のない薬と比較する。これをプラセボ(偽薬)という。そして、プラセボでの成功率は二三%だったとされる。つまり明確に薬の効果が証明されたことになる。また、「問題があった」として中止した割合は、バイアグラとプラセボの間で特異的ではなかった。このデータから、FDAは「勃起障害のある人で、この薬を服用して有効なのは三分の二」としている。この薬を使う人は、服用前から性的な刺激を喚起させておかなければならない。つまり、いつでも飲めば勃起するというものではなく、あらかじめ「計画性」が求められる。また、器質性あるいは心因性の勃起機能障害のどちらかを持つ八人の患者における実験で、性的刺激があった時、プラセボ薬に比べてバイアグラを使ったほうが勃起が改善されることがわかった。多くの研究では、服用後約六〇分でバイアグラの効果が出ている。勃起反応が起こる時は、一般にシルディナフィル量と血しょう濃度が増加している。そして、投与後四時間までは効果を示すが、後半の二時間の反応は、最初の二時間に比べて減弱した。一回の投与量を一〇〇ミリグラムまで上げていったが、通常の男性の明らかな心電図の変化は見られなかった。一〇〇ミリグラムのシルディナフィルを単独投与すると、健常人において、血圧が約一〇四降下した。つまり、バイアグラは高血圧の治療効果も示すということになる。これは四〇ミリグラムのシルディナフィルを与えている心臓疾患を持つ患者での効果と同じである。「ロサソゼルスータイムズ」紙はこんな話を紹介している。現在六四歳のトルマソーゲフスさんは、一九九〇年に六歳年下のジルさんと再婚したが、九五年に前立腺切除手術を受けた後、勃起障害を患った。彼は「妻が私を愛していることは知っているが、「彼女を失うのだろうか?」と恐ろしく思った」と告白している。ゲフスさんは、インポテンツ治療のため、初めはカバージェクトという注射薬を試みた。確かに効果はあったが、副作用があった。それは激しい痛みを覚えたことと、注射跡が残ることによる瘢痕組織ができたことである。そんななかで、ゲフスさんは経口勃起薬・バイアグラの臨床試験に参加した。そして、 「この薬を使えば普通の結婚生活ができる」と確信した。アメリカの報道番組「20/20」でも。バイアグラが紹介されたが、前立腺がんで手術を受け、勃起不能になったアルフレッドーパリーザーさんは、インタビューで「二五歳の青年になったように勃起した」と答えた。バイアグラを飲むと、一〇分くらいでこめかみのあたりがピクピクと脈打ってくるのを感じる。さらに、服用後三〇~四〇分で、明らかに下半身に力がみなぎってくる感覚を覚える。性的興奮は触発されやすくなり、インサート後の持続時間も延びるという。また、射精したあとも、性的興奮がある場合は、勃起が衰えることはなく、翌朝も″朝立ち″すると伝えられている。インターネットのホームページには、バイアグラの効果を報告する次のような証言があった。
「ここ七年来のインポテンツで男としての自信をすっかり失っていたけど、バイアグラはまるでちっちゃなダイナマイトさ。今までいじけていたのがまるでうそのようだよ。青春を再び取り戻した気分さ」(五五歳男性・糖尿病患者)
「セックスの回数が増えただけじゃないんだ。内容がとてもよくなったんだよ。より固く、より大きく、より激しくって感じかな。妻も大満足さ。バイアグラを使ってからは、妻が僕のことを夫として、男として尊敬するようになったのがよくわかるよ。バイアグラは僕にとって、幸せな家庭を維持するためになくてはならないものだよ」(四四歳男性・会社員)
「僕は毎日使っているよ。毎日ね。まるで二〇代に戻ったようだよ。大満足さ。副作用?僕は副作用なんか心配していない。僕にとっては、。バイアグラの副作用よりも、イソポテンツによって、男としての自信を失ったまま生きていくほうがよっぽど悪影響があると思うよ。バイアグラによってもう一花咲かせてやるという意欲がとりもどせたよ」(五九歳男性・会社員)
「インポテンツの男性は魅力がないわ。私はそんなにセックス好きじゃないけどね。だってインポテンツの男性って、もう″僕は男として(子孫を残すという)機能を果たしていないんだよ″つていじけているのがよくわかるから。だから、私は自分の彼にバイアグラを薦めたの。今、私の彼、とっても魅力的よ。男としての自信に溢れているもの」(二八歳独身女性)

ED男性患者以外にもニーズが拡大

バイアグラは経口投与後、約四〇%の吸収率で急速に吸収される。その薬理作用は絶対投与量に比例している。バイアグラの半減期は約四時間とされる。八〇%は糞中に排泄され、尿にはわずかに排泄される。バイアグラは、適量の場合は性的刺激がなければいたずらに勃起することはないとされている。その作用のメカニズムからして、より自然な勃起がもたらされるというわけである。こうしたことからバイアグラを精力増強剤や媚薬として利用したいというニーズも高まっている。さらにホットな話題として、女性に対しても効果があるのではないかといわれている。女性がバイアグラを使うと、クリトリスの勃起が促されるため、オーガズムに達しやすくなるといわれる。また、バイアグラは女性器の潤いを増すとの臨床報告もある。ただし、現状ではバイアグラをインポテンツでない人に試したデータはない。また、女 性に対する効果を試すために、ファイザー社は五〇〇人の女性に対し服用試験を進めており、子宮摘出で性的不感症になった女性が「初めて性生活を楽しめるようになった」などとする証言が出ている。しかし、ファイザー製薬やFDAでは「精力増強剤や媚薬としての効果はなく、正常な人が飲んでもメリットはない。あくまでも糖尿病、脊髄障害、前立腺の手術などで性的な機能障害を受けた人のためのインポテンツという病気を治す薬だと正しく理解して欲しい」としている。ほかの薬を飮んでいたら危険な場合もあるため、用法も医師の指示に従う必要がある。保険会社によっては、インポテンツの医学的な証明がなければ認めないところも出ている。また、いうまでもなくバイアグラは性感染症を防ぐことはできない。FDAは、HIVを含む性感染症のガードについては、もっと知られるぺきであるとしている。バイアグラのニーズは、インポテンツの患者により広がりを見せている。相当、広く使われるとなると、「どこまでを病気の治療として認めるか」という問題となってくる。

二、三日に一錠のバイアグラ服用を推奨

バイアグラにはインポテンツの症状に応じて、二五ミリグラム、五〇ミリグラム、一〇〇ミリグラムと三種類の錠剤が用意されている。基本的にはバイアグラは一日一回、一錠の服用といわれている。またバイアグラは長期間継続して服用できることが証明されている。一定期間バイアグラあるいはプラセボを服用している人の中で、服用を途中で中止してしまった人は偽薬では二三%であるのに対してバイアグラはたった二・五%であった。しかし、バイアグラを常用していると精神的に、バイアグラ依存症になり、バイアグラなしでのセックスが不能になってしまうのではないかと考えられている。あるいはごくわずかな人には一時的な頭痛、消化不良などの軽い副作用が見られることから、そういう場合は、二~三日で一錠以上は服用しないようアドバイスしている。バイアグラを服用したときにみられる軽い副作用について以下にのべていく。次の現象が起こった人の割合はどれも二%以下とわずかであり、バイアグラとの関係はまだ明らかになっていない。

バイアグラの副作用

「身体症状」
頭痛、ショック、顔面浮腫、アレルギー反応、無力症、腹痛、胸部痛、寒気、過敏捷、昏倒、湿疹
【心臓血管】
狭心症、AVブロック、瀕脈、動悸、低血圧、体立性低血圧、心筋症、虚血、脳血栓、心臓麻痺、心電図の異常、心筋梗塞
[消化器系における症状]
嘔吐、舌炎、口内炎、歯肉炎、嚥下困難、胃炎、胃腸炎、食道炎、結腸炎、口渇、肝機能テストの異常、直腸出血

軽い頭痛が起こる確率は、バイアグラ服用者一〇人に一人の割合で、幻覚症状は約三%の割合であると報告されている。どちらにしてもプラセボと差はなく、比較的軽症で一過性のものなので心配はいらないであろう。臨床試験の段階で、副作用がひどく服用を中止したのはこのうちの一~二%であった。この中でたった一例だけ、視覚異常のために服用を中止した患者がいた。視覚異常といっても、色彩への影響だけが顕著に起こっていただけで、明るさや不明瞭な視覚にたいする感受性は向上していた。また、。バイアグラには血圧降下作用があるため、他の降圧剤と併用した場合に血圧が下がりすぎて立ち眩みやショックを起こす可能性があるという。服用しようとしている男性なら、誰もが持続的勃起症、つまり薬が効き過ぎてずっと勃起したままの状態になってしまうのではないか? と考えるであろう。しかし持続的勃起症になったというケースは今のところ報告されていない。その他にもバイアグラの服用で次のような現象が報告されているのでここに記しておくことにしよう。

・最高血中アルコールレベルの平均が○・○八%の健常人に、50㎎のバイアグラを服用してもらい、アルコールを飲んでもらったが、通常以上に血圧を上昇させることはなかった。

・最高血中アルコールレベルの平均が〇・〇八%の健常人に、50㎎のバイアグラを服用してもらい、アルコールを飲ん・高血圧患者に、100㎎のバイアグラを高血圧治療薬であるアムロジソ(Ca拮抗薬)と一緒に併用した場合にも、相互作用はみられないことが分かっている。他にも安全性を確認する試験の解析データから、抗高血圧薬で治療をしていなくとも、。バイアグラを服用している患者では見られた副作用の種類とその程度に違いはなかった。でもらったが、通常以上に血圧を上昇させることはなかった。

・ネズミを使った発がん性の実験の結果の報告がここにある。二四ヵ月間連続してバイアグラを投与したが、その間あるいは二四ヵ月後においても、ネズミの体内に発がんの形跡はみられなかった。このことから、バイアグラを連続投与しても発がん性は見られないといえる。

・ハムスターを使ったバイアグラの連続投与実験の結果から、卵巣細胞に遺伝子の変異は発見されなっかた。またラットのメスに対して三六ヵ月連続して、オスに対しては一〇二日間連続して、それぞれに60㎎/㎏(体重―㎏に対して60呵)のバイアグラを投与したが、どちらも生殖器に異常はなかった。これは健常な男性にバイアグラ一〇〇㎎/一回を二五回以上投与したものと同じことになる。ただし、人の新生児、子供、妊婦にバイアグラを使用したデータは今のところない。

・ラットとラビットでは、期間形成中の胎児に200㎎/㎏/dayまで投与した実験のデータがある。これによると、バイアグラの投与中に胎児に危害を与えた形跡は認められていない。別の、ラットを使った出産前と出産後の胎児の発育経過を観察した研究では、三六日間連続して30㎎/㎏のバイアグラを投与したが副作用は見られていない。

バイアグラのを使ってはいけない人

バイアグラは冠状動脈硬化に対する治療薬としてニトログリセリソのような薬剤を使用している患者には使えない。アメリカでは。バイアグラの発売から現在(九七年五月)までに、心臓病治療薬とバイアグラを併用した患者六人の死亡が報告されている。もともと心臓病の血管障害がインポテンツを引き起こすケースがあり、バイアグラとこれら薬剤の併用の危険性は少なくない。

バイアグラが築く未来

老人の再婚は増加するだろう。バイアグラで自信がつけば、若い女性(別に若くなくても魅力的といいかえても良いのだが、古今東西、男性は若い女性と遊ぶ傾向があるので)との再婚は当然多くなるだろう。

「人生二回結婚説」が実現するかも?
古来、家庭のあり方、結婚のあり方には多くの考えが提出されている。その中で有名なものの一つが「人生二回結婚説」である。まず、若い男性が年上の経験豊かで成熟した女性と結婚する。そこで、子供を設けると同時に、女性から多くの物を受けとる。やがて、女性が年を取って先に死んだら、その男性が10代の女性と結婚し、今度は人生経験豊富な年上の男性が女性の成熟を手助けするのだ。こうすれば、男性は長く人生を楽しむ事ができるし、女性も幸せな人生を送れるというわけである。フラソスの小説家であるバルザックを想い起こす読者も少なくないだろう。四人も子供を産んだ女性に、真剣に二〇代のバルザックは恋をし、成熟したことはよく知られている。ところで、この「人生二回結婚説」の最大のネックは、男性のインポテンツなのだ。五〇代になって二〇代の女性と結婚しても、女性を性的に満足させられなければ、結局は結婚は破壊してしまう。女性が浮気に走ることも多く、性や家庭のモラルは崩壊してしまう。バイアグラやもっと強力なミューズ(数年後には認可される予定)があれば、「人生二回結婚」が実現できるのだ。そうすれば子供もたくさん生まれ、少子化の解決に役立つかも しれない。もちろん、高齢の男性と女性が結婚して、満足のいく生活も送れる。現に、中央アジアの某国の中には、文化として、まず老人が少女と結婚し子供を作るという伝統が存在している。ある程度年のいった男性の一人暮らしほど、精神的、身体的に不健康なものはない。同じく、女性の一人暮らしも、単に寂しいだけでなく不自然、不健康極まりない。最も、結婚について円満でなければどうしようもないが。

離婚は増加するだろうか?
結婚には三つの喜びがある。一つは、性的な喜び。二つ目は、性的な関係を超えた感情レベルでの一体感、愛情という幸せ。三つ目は、子供を育てるという楽しみと喜び。前二者は、融合されていることが自然で望ましい、そしてそれはどちらかといえば女性において溶け合っていることが大切な要素である。子供がいない時には、性的な関係がうまくいかないと、男性は浮気に走り、女性は離婚に走る可能性が高い。この意味では女性から離婚に走る人が多くなるであろう。しかし、結婚には前に述べた通り三つの喜びがあり、そのどれかを大切にすれば容易に離婚とはならないだろう。また、性的な関係のまずさはバイアグラで解決されるだろうから、むしろ、離婚は減ると期待したいところである。

再婚は確実に増える
ただし、再婚は確実に増えるだろう。なにをいっても、寂しい一人暮らし。すべての人が「よき伴侶」を探しているのだ。インポテンツがバイアグラで治り、自信がつけばすぐにでも結婚したいという男性は数多い。また、今やバツイチがもてる時代、再婚は確実に増えるだろう。

性犯罪は増えるか?
性犯罪は、主に三つの要素で構成されている。性欲と攻撃性、及び人間性である。性欲が増加しても攻撃性がなく人間性が確かであれば、ゲーテやカサノヴアのようになるだけであろう。しかし、いかに人間性があろうと、抑制されない性欲があれば性犯罪に結びつき、更に攻撃性が加われば凶悪犯罪に結びつく。これは現代社会のかかえる大問題であり、バイアグラが性欲そのものを促進させるとすれば大問題である。しかし、安心してほしい。バイアグラは直接には脳の性欲の中枢を刺激しない。つまり、本能的なレベルでの性欲をダイレクトには増大させないのである。この意味では安全といってよい。とはいえ、治れば心理的(脳の辺縁系や皮質が関与する領域)な領域を経て、性欲も増大するのは当然でもある。この点について、(性犯罪との関係で)アメリカでどのように考えられてゆくかは、興味深いところである。ただし、いま述べたように、とりあえずは性犯罪については心配ないとしておこう。性犯罪で、むしろ重大なのは攻撃性である。何回も性犯罪を犯す人の中には、男性ホルモンが多すぎる人がいることがわかっている。ところで、男性ホルモンの作用を低下させる薬が日本にもあることを知っておくのもよいだろう。アソドロクールという商品名で日本で発売されている。もっとも、このアンドロクールは、思春期早発症(思春期に極めて早期に起こる小児科の病気)という特殊な子供の病気の治療薬としてのみ日本では認められているが、性犯罪防止では、健康保険は使えない。余談になってしまったが、性犯罪に対しては、男性ホルモンの抑制という別の角度からの考察が大切である。

日本の少子化を防げるか?
現在の日本人の出生率が低下すると、数百年後には日本の人口が一万人程度になるという統計があるとのこと。つまり、日本は消滅してしまうというのだ。もちろん、それ以前に老人社会が進み、経済的に破綻して、日本は崩壊してしまうかもしれないが。ところで、この人口論というのは、とても複雑な学問で、ひとすじなわではいかない。最も重大な要因は、経済的な要因である。国民一人あたりの所得が増えると、子供を育てるのが大変になるそうである。つまり国が豊かになれば、必然的に少子化がすすむ。この基本的な枠組みに対しては、少々の政策や個々の要因は無力である。バイアグラで再婚が増加し、セックスが増えて結婚の数が増えても、アボーショソが少なくなければなんにもならない。モラルの低下と無知から、現代の十代の女性の結婚が増加しても、全く少子化対策にはならない。これに再婚が増えればほんのわずか少子化対策になるかもしれない。しかし国家としての少子化対策が総合的、根本的になされない限り、少子化は不可能である。バイアグラで結婚が増えれば、ほんのわずか、少子化対策になるかもしれないが、国家としての抜本的な少子化対策がなされない限り、少子化は止むことなく、若い世代の負担は増え、日本人の心は弱くなるばかりであろう。ところで、中間管理職の男性が自信をとりもどせるかもしれない。ただでさえストレスに苦しみ、妻には無能呼ばわりされ、子供の顔色をうかがう、という情けない四〇代の男性が、そのうえインポテンツならば自分自身救いがない。しかし、バイアグラで性的能力の回復ができれば、きっと自信を取り戻すことができるであろう。

薬についての意識が変わる……「薬に頼る」から「薬を利用する」
日本人は、どうしてもさまざまな薬に頼りすぎである。不眠で睡眠薬を服用している人は「睡眠薬に頼っていいのか?」といつも不安でいっぱいである。睡眠薬は眠れない時に医師の指示の範囲で、自分で眠れそうにないときにのみ、「利用するもの」なのだが、薬を使っていることに常に罪悪感を持っているようだ。ところがバイアグラを使用する人は、ほぼ確実にこの意識を変革できるだろう。必要な時に「主体的に」薬を「利用する」のだから、主体性を取り戻せるのである。薬に心理的に依存するという、誤った心理的態度は、バイアグラを利用することによって、人生のクオリティー・オブーライフ(QOL)を高めるという意識に変革される。そしてこの意識が人間をより積極的にする。いわゆる、ポジティブシソキングができるようになる。バイアグラにはこんな効果もある。すでに、個人輸入して、バイアグラを使っているAさんの経験を報告してみよう。Aさんは大手企業の部長で、社会的には何一つ不足ない人物である。ただし、インポテンツに悩み、それについては、ここ数年どうしてもいい方法が見つがらなかった。そのために使った費用は、1000万円を超えたという。数十種類の日本や海外の薬を試したのだ。これまでの薬でも、多少効果のあるものはあったが、決定打とはならなかった。このAさん、。バイアグラを一錠飲んでおおいに感銘をうけた。固くなるだけでなく、持続力がすごく、さらに工夫して自分なりの最良の使用法を発見したのだ。その方法とは、二日間連続して二分の一錠飲み、行為の日に一錠飲むのだという。Aさんは完全に回復して、おおいに人生をエンジョイできるようになり、元々の好人物と併せ、相手の女性にも喜ばれているとのこと。では、他の女性達とは? と聞くと「僕は動物じゃないから、強くなったからといって相手を変えたりはしないよ」と。こうあるべきという使用例である。